今月の4日にタバコをやめてから3週間が経つ。
1日のうちに何度も吸いたくなる離脱症状のピークは2日後から3日後らしいので、禁煙外来に通院することなしに想像していたより簡単にタバコをやめられそうだ。
極たまに吸いたくなるが、それ程の欲求ではない。
今後一切吸わないというのではなく、飲酒の際にはタバコを吸うつもりだ。
タバコをやめようと思ったきっかけは主に2つある。
金銭面と健康面での問題だ。
私はよくメルカリを利用して本を安く買うが、常々メルカリで節約してもタバコ代で浪費しているから意味がないと思っていた。
もう一つは健康面での喫煙の影響であり、これも大きな心配事であった。
私は8年半前に大病(熱中症)を経験した際に健康の大切さを実感したので、病気にはなりたくないと強く思っていた。
にも拘らず喫煙していることに罪悪感を感じていたが、タバコをやめることによってそれからも解放された。
特に歳を取ってからの病気は御免なので、やめられて良かった。
知り合いのタバコを吸う看護師は、喫煙者でも非喫煙者でも同じようにガンになる、喫煙しているからといって必ずしもガンになるわけでもなく、喫煙していないからといってガンに絶対ならないとも限らないと言っていた。
しかし、その発言は自己の喫煙を正当化するためのものであるように思える。
タバコを吸い始めたのはアメリカへ行ってからのことで、彼の地では16歳から吸うことが許されている。
これを書きながら今気づいたのだが、1校目では吸っていなかった(私はアメリカで1年目と2年目に違う高校に通った)。
学校に喫煙所のようなものもなく、生徒の誰かが吸っている姿も観た記憶がない。
同級生でタバコを吸っていた者もいたが、みな隠れて吸っていた。
タバコを禁じる校則でもあったのだろうか。
私は2校目に行ってから喫煙を開始し、その後帰国してからも吸っていた。
今調べて知ったのだが、日本の喫煙年齢は20歳からなのか。
ということは、私は一時期法律を犯していたことになる。
タバコは百害あって一利なしと頭では分かっていても、依存のせいなのかなかなかやめられずに来た。
17歳から45歳までだから、29年間喫煙を続けてきたことになる。
約30年も続けて来た悪癖を捨てたのだ。
(その後の【禁煙生活シリーズ】↓)