(これまでの【禁煙生活シリーズ】↓)
今日(2024年5月4日)で、タバコをやめてから3ヶ月が経つ。
今では他人が吸っているのを見たりタバコの煙の匂いを嗅いでも、大して吸いたくはならない。
ニコチンへの依存が和らいで来たのだろう。
タバコを吸っている時は毎朝の起床後の一服への誘惑に抗うのはかなり大変に思えたが、実際にこうやって禁煙生活を送っていると、そのようなタバコへの誘惑自体がニコチン中毒が生み出す幻覚なんだということに気づく。
知り合いのナースがタバコをやめたいようなので、今日話を聞いてみた。
過去に禁煙にトライしたが、テレビで長渕剛が美味しそうにタバコを吸っているのを見て、禁煙14日目にして吸ってしまったとのことだった。
だからタバコを2度と吸わないと決めるのではなく、1ヶ月に1日は吸っていいという日を設けると良いと助言した。
すると、◯◯さん(私のこと)はその吸った日の次の日からまたやめれるから凄いですよねと言われた。
どうやら、その人には私は意志が強いからタバコをやめられたと見えているようだ。
だが、そんなことはない。
タバコを含めた薬物に、意志の力だけでは抵抗できないと思う。
私の場合も徐々にやめれた。
告白すると、最初の10日間は1日1本葉巻をタバコの吸い方で吸っていた。
たまたま吸いかけのパケットがあったからだ。
そしてそれを吸い終わると、喫煙の誘惑が襲って来る度に5分タイマーをセットした。
以前、禁煙外来の医師から喫煙欲求は5分もすると消えると聞いたからだ。
確かに大抵の場合、セットしたタイマーが鳴る頃にはタバコのことなんて忘れている。
それと最初の頃は、それまでに節約できた金額をよく計算していた。
禁煙10日目なら、600円✖️10日で6000円だなという風に。
禁煙に成功した日数分の節約したタバコ代を、パーっと使っちゃうというのも良いモチベーションになると思う。
実際にはそうしてないが、私の場合には3ヶ月目までは浮いたタバコ代をすべて使うと決めていた。
どうしても自力でやめられないのなら、迷わず禁煙外来に行って禁煙補助薬を処方してもらうといい。
保険を使って2万円ほどするが、その3ヶ月間で浮くタバコ代のことを考えれば安上がりのはずだ。
断言しよう。
禁煙は案外楽にできる。