禁煙をしたいと思いつつも、実行に移せないか或いは禁煙に失敗したという人も多いのではないだろうか。
私は病院に行くことなしに禁煙にほぼ成功し、今日で禁煙43日目だ。
私がどのように禁煙に成功したかを書いてみる。
まず当たり前だが、禁煙をするには明確な目的があったほうがいい。
そのほうが仮に禁煙の途中で、激しいタバコの欲求に襲われた際に我慢し易いからだ。
金銭的な理由であれ健康的な理由であれ、何でもいい。
私の場合には主に金銭的な動機が強くあった。
喫煙による健康被害を全く心配をしていなかったかと言えば必ずしもそうではないが、禁煙をするにあたっては圧倒的に金銭的な理由が大きかった。
タバコを吸いたくなったら、我慢したら1週間で◯◯円などと考え欲求に抗った。
禁煙している最中に時折り襲ってくる喫煙への強い誘惑があるが、それらの欲求はだいたい5分程度しか続かないようだ。
だから、吸いたくなったら携帯の時計で5分間のタイマーを設定することを推奨する。
そして、その5分間をとりあえず我慢するといい。
たいてい5分後には吸いたかった事実すら覚えていないだろう。
離脱症状のピークは2、3日後らしいのでそれまでは1日のうちに何度も吸いたくなるだろうが、そのピークを過ぎてしまえば後はそう辛くない。
禁煙をするにあたって金輪際まったくタバコを吸わないと決めるのではなく、1ヶ月に1度くらいの頻度でお酒と一緒にタバコを吸っても良い等としたほうが禁煙を成功させ易いかもしれない。
私はそうしている。
禁煙を自力で行うことが難しい場合には、迷わず病院の禁煙外来へ行くといい。
自力での禁煙の成功率が10%なのに対し、禁煙外来に通っての禁煙は70〜80%の成功率だそうだ。
私も過去に禁煙外来に通って、タバコをやめることに成功したことがある。
チャンピックスという飲み薬を処方されたが、3ヶ月の病院通いで2万円程度だった(保険適用後)。
タバコを吸っていた時には禁煙など無理だろうと思っていたが、実際にやってみると案外簡単にやめれた。
タバコを吸っている時の満足感を失いたくないと思っていたが、単にそれはニコチン中毒がもたらす錯覚に過ぎなかった。
この記事が喫煙者の禁煙への足がかりになってくれれば幸いである。