人生100年時代というのはどうやら本当らしい---「ライフシフト」を読んで

f:id:QP92:20240404014640j:image

「人生100年時代」という言葉がマスコミによって喧伝されるようになって久しい。

初めは、というかつい最近までその言葉をまったく信じていなかった。

しかし、ふと手に取った「ライフ・シフト」という本を読み、今では自分も100歳か最低でも90歳くらいまでは生きるのだろうと思うようになった。

2024年現在の日本の100歳以上の人口は約9万人だが、国連の推計によると26年後の2050年にはその数が100万人を超えるらしい。

これは老人福祉法が制定された1963年には、100歳以上の日本人が全国で153人しかいなかったことを考えると驚異的な延びである。

2050年といえば、私が71歳の時だ。

その時点で100歳以上の日本人は100万人もいることになり、4人に1人が75歳以上だ。

これはどうやら私も100歳ぐらいまで生きそうだ。

さらには2007年に日本で生まれた人々の50%は、107歳以上まで生きるらしい。

今時の小中学生は、将来100歳以上まで生きることを目安に人生設計を立てるのであろうか。

私はせいぜい80歳くらいまでしか生きないだろうと考えてきた。

それが一気に100歳である。

まったく予期していなかった。

1番困るのはお金である。

そして、そのために株式投資を最近勉強していた。

しかし、その計画も労災が下りなくなりそうな今、頓挫している。

あ〜、どうやって老後を生きればいいのか。。。

もっと若い頃にこの事を知っていたかった。

いや、知っていたとしても同じかな?

私が若かった頃を思い出してみれば分かるが、若者は自分が老人になるなんて想像もしない。

まるで他人事なのだ。

若い頃、私は27ぐらいで死ぬかもしれないと思っていた。

何の根拠もない。

有名なロック歌手達が多くその歳で早死にしたからだ。

ジミヘン、ドアーズのジム・モリソン、ジャニス・ジョップリンローリング・ストーンズブライアン・ジョーンズカート・コバーンロバート・ジョンソンエイミー・ワインハウス

ロック歌手ではないが、画家のバスキアも27歳で死んだ。

それらの事実を理由に、私は自分も27歳ぐらいで死ぬかもしれないと考えていたのだ。

馬鹿丸出しである。

しかし、私も中年になった。

そして、おそらく老人になるまで生きるだろう。

何とか快適な老後を過ごしたいものである。

そして、そのためにはお金が必要だ。

あ〜、悩ましい。。。