メジャーリーガーの大谷選手の通訳だった水原氏が違法賭博に関与していたらしい。
その報道が連日される中、私は過去に自分がゲームセンターでメダルゲームに熱中したことがあるのを思い出した。
たしか高校1年生の時だ。
かなり昔のことなので細部に関しては記憶が定かではないが、買ったのか負けたのかについての大筋は覚えている。
結論から言うと大勝ちした。
2、3万枚まで増やした。
ゲーセンのメダルゲームには必勝法があるのだ。
私が見つけ出した必勝法とはこうだ。
まずはポーカーで何らかの役(ワンペア、ツーペア、フルハウス、ロイヤルストレートフラッシュ.etc)を揃える。
そうしたら、すぐにはメダルに換えないで倍々ゲームをする。
正式な名称は思い出せないが、倍々ゲームとはこういうものだ。
5枚あるトランプの中から、機械が1枚めくって数字の5が出たとする。
そうしたら4枚のふせてあるトランプの中から1枚を選んで、5よりも数が大きかったらメダルが2倍になり、5よりも小さい数だったらメダルをすべて没収されるのだ。
仮に賭けるメダルの数が100枚だとすると、勝てば200枚で負ければ0枚になる。
倍々ゲームは勝てばさらに続けることができる。
次に勝てば400枚、負ければ0枚となる。
この倍々ゲームは勝っているメダルの数が2000枚ぐらいになると、強制的に終了となり大量のメダルが機械から放出される。
その強制終了までひたすら倍々ゲームを続けるのだ。
途中で1000枚のメダルを保持している状態でこの倍々ゲームに負け、1000枚すべてのメダルを没収されても構わない。
次の回、あるいはもっと後、例えば10回目の倍々ゲームに挑戦する時に限度のメダル2000枚を獲得すればいいのである。
このやり方を続けると絶対に勝てる。
私は最終的に合計2、3万枚までメダルを増やした。
しかし、悲しいかな。
ゲーセンのメダルゲームはいくらメダルを獲得しようが、現金や商品と交換できない。
ただ、半永久的に無料でメダルゲームができるだけだ。
必勝法を見つけ出してからしばらくすると、私はメダルゲームに飽きてしまった。
そして、メダルをゲーセンに預けたまま放置して没収された。
1枚5円でいいから誰かに売っていれば。。。
あ〜、もったいな。